中国人観光客がいない間に江南区の“ぼったくり観光”に手を加える
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.03.20 11:16
ソウル江南区(カンナムグ)庁が雇用した外国人「ミステリーショッパー」(お客さんに装った覆面調査員)が来月から江南区内飲食店のもてなし度を調査する。江南区庁はこれと同時に宿泊施設・病院・タクシーなどを対象にぼったくり料金を集中的に取り締まる。江南区庁のキム・グァンス観光振興課長は19日「中国人観光客が減っている中で取り締まりまで行うため、商人には『弱り目にたたり目』に受け止められる可能性もある。だが、観光客が集まる時は十分に調査することができなかったこれまでの『観光積弊』をなくして外国観光客のリピート率を高めるという趣旨だ」と話した。
江南区庁は外国人10人で構成された覆面調査団を来月上旬から狎鴎亭洞(アプクジョンドン)・清潭洞(チョンダムドン)・新寺洞(シンサドン)とCOEX一帯の飲食店調査に投入することにした。ぼったくりの有無、サービス・衛生状態などを点検して過怠金などの行政処分も下す予定だ。今年7月以降は、この点検で良い評価を受けた優秀店舗を「親切認証店舗」に指定することにした。