厳しくなった中国税関…韓国人商人のボックスも切り開いて検査(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.02.24 09:22
◆「政府・民間、THAADショック最小化対策を」
「コンテナ密輸」は事実上ふさがった。コンテナ1本あたり30万-40万元(約500万-660万円)の裏金を渡して内容物の検査を避ける方法だ。現地の韓国中小企業は困難を訴えている。21日に開かれた威海現地企業家の会合では「非関税障壁がさらに強化されるはず」「すでにTHAADは元に戻せないようだが、我々の事業はどうなるのか」などと不安の声が出てきた。この日の会合に出席したユ・グォンホ中小企業振興公団青島中小企業支援センター長は「最近になって中国政府が韓国企業関係者に就労ビザを発行しながら年齢が高いと難癖をつけるなどTHAADによる不利益が目立っている」とし「韓国企業が正式輸入した原材料や製品も特別な理由なく10日間ほど待機させる場合も多い」と話した。