<WBC>歴代最弱王と評価される韓国代表チームの「偉大な挑戦」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.02.14 17:10
13日、日本沖縄県うるま市に位置した具志川野球場。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の韓国代表チームの選手とコーチングスタッフがマウンドを中心に丸く円を描いて頭を突き合わせた。金寅植(キム・インシク)監督が「ファイティング」を叫ぶと、選手たちは拍手して善戦を決意した。WBCの韓国代表チームはこの日から訓練を初め、4回目の「偉大な挑戦」に出る。
2017WBCの韓国代表チームは歴代最弱王と評価されている。国際大会をリードした経験が豊富な老将金寅植監督も大きな負担を感じていた。彼は「(2015年11月)2015WBSCプレミア12大会よりもっと緊張している。様々な問題を体験してきたが、今回のように予期せぬことがたくさん起きたのは初めて」と打ち明けた。
金監督の悩みは最初に構想した主戦メンバーのうち半分が抜けたことから始まった。メジャーリーグ(MLB)で活躍している柳賢振(リュ・ヒョンジン、LAドジャース)、朴炳鎬(パク・ビョンホ、ミネソタ)は負傷で除外され、秋信守(チュ・シンス、テキサス)、金賢洙(キム・ヒョンス、ボルティモア)は所属チームの反対にぶつかった。姜正浩(カン・ジョンホ、ピッツバーグ)は飲酒運転・当て逃げ事故で離脱した。メジャーリーガーのうちにはクローザーの呉昇桓(オ・スンファン、セントルイス)だけが代表チームに合流した。金広鉉(キム・グァンヒョン、SK)、鄭根宇(チョン・グンウ、ハンファ)、姜ミン鎬(カン・ミンホ、ロッテ)などKBOリーグ代表チームの常連メンバーも負傷のせいでWBC出場が見込めなくなった。