<WBC>球速165キロの大谷に挑む135キロの韓国投手(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.01.12 11:14
球速165キロの剛速球を投げる日本人投手の大谷翔平(23、日本ハム)がイニングを終えてマウンドを降りてくる。続いて球速130キロの「速球」を投げる投手が韓国代表のマウンドに立つ。あまりにも違う2人の投手の対決は3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で実現するのだろうか。「スロー投手」柳熙寛(ユ・ヒグァン、31、斗山)がWBC韓国代表の最終メンバーに入れば不可能なことではない。
左投げ投手の柳熙寛は韓国プロ野球で安定した成績を残している先発投手だ。先発投手に定着した2013年から4年連続で2けた勝利を挙げた。2015年には国内投手で最多の18勝をマークした。昨年も15勝したが、柳熙寛は一度も韓国代表に選ばれていない。遅い球速のためだ。柳熙寛の直球の球速は平均128キロ、全力投球しても135キロにすぎない。球速150キロ以上を投げる他のエース級投手よりスピードがかなり落ちる。多くの高校生投手よりも遅い。