韓国で映画『君の名は。』がヒットした理由は?(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.01.24 11:19
関連企業は先を競ってポートフォリオを多様化している。映画関連の14件のファンディングを進めて8件を成功させたワディズは独立ドキュメンタリー『トゥール:私の生涯最高の49日』(2月1日公開)を通じて領域を拡張した。仲介会社オープントレードも映画に目を向け、公開を来月に控えた『マンチェスター・バイ・ザ・シー』(マット・デイモン制作)をはじめ『ゴールド』(マシュー・マコノヒー主演)などハリウッド映画を中心にラインナップを組んでいる。
投資証券会社もこうした動きに合流している。『仁川上陸作戦』を成功させたIBK投資証券のキム・ウンジョン・コミュニケーションチーム長は『クラウドファンディング自体が馴染みのない概念だが、大衆に馴染み深い映画など文化コンテンツ分野とともにすれば制作会社は不足する費用を調達できるうえ、証券会社は商品認知度をアップでき、ウィンウィンの効果がある」と説明した。IT・エネルギー企業などに対するファンディングを活発に推進してきたコリアアセット投資証券もCIA情報分析員の暴露戦を描いた『スノーデン』(2月9日公開)で初の映画ファンディングに挑戦する。
韓国で映画『君の名は。』がヒットした理由は?(1)