<釜山国際映画祭>新海誠監督『君の名は。』で参加
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.10.10 11:30
「『こんなこと起きなければ良かったのに。あしたまたこんなことが起きるとしてもおかしくない。こんなことを防ぐために私が何かできなかっただろうか』。2011年の東日本大震災を体験し日本人ならばだれでもこう考えただろう。その祈りと思いをこの作品で1カ所に集めたかった」。
日本アニメのスター監督の新海誠監督(43)が第21回釜山(プサン)国際映画祭を訪れた。東日本大震災にモチーフを得た新作アニメ『君の名は。』を引っさげてだ。作品は巨匠監督の新作を公開するガラプレゼンテーション部門に招かれた。
8月に日本で封切られた『君の名は。』は公開39日目の今月3日に観客1000万人、劇場収入130億円を突破し、今年の日本の映画界最高興行作となり歴代アニメ興行5位に上がった話題作だ。『千と千尋の神隠し』(2001)、『ハウルの動く城』(2004)『もののけ姫』(1997)など日本アニメの神的存在と呼ばれる宮崎駿監督の作品以外で劇場収入100億円を超えた初のアニメで日本では格別な関心を集めている。