韓国化粧品メーカー「Kビューティーの機会の地」中東へ(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.01.12 16:58
韓国化粧品メーカー「アモーレパシフィック」が中東の化粧品市場に進出する。アモーレパシフィックは中東流通大手のアルシャヤグループとパートナーシップ契約を結び、今年の下半期中にドバイで「エチュード・ハウス(ETUDE HOUSE)」1号店をオープンすると11日、明らかにした。アルシャヤグループはスターバックスやヴィクトリアズ・シークレット(米下着ブランド)、H&M(グローバルSPAブランド)など70余りの海外ブランドの中東現地流通を手掛ける企業だ。
化粧品業界で中東は脚光を浴びている新市場としてあげられる。ユーロモニターの集計結果、中東の化粧品市場は2015年を基準に180億ドル(約2兆589億円)規模となっている。2020年までに360億ドル規模に拡大する見通しだ。
中東地域で現地の女性は黒い布で作ったヒジャブ(スカーフ)やアバヤ(アラブ圏の女性が着る黒い衣装)を着なければならない。そのため、外部に露出する唯一の部分である顔メーキャップに関心が高い。アモーレパシフィックのクォン・ソンヘ課長は「中東の女性は、許された範囲と機会内で最大限にアピールしようとする特徴があり、化粧品の消費が高い方」と説明した。