朴正熙元大統領の生家が全焼…放火犯「朴大統領が下野せず放火」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.12.02 10:17
慶尚北道亀尾市上毛洞(サンモドン)にある朴正熙(パク・ジョンヒ)元大統領の生家の隣の追慕館で1日、火災が発生した。追慕館は朴元大統領が起居した生家の隣に建てられた建物だ。弾劾危機を迎えている朴槿恵(パク・クネ)大統領が大規模な火災が発生した大邱(テグ)の西門(ソムン)市場を訪問した約2時間後だ。警察は現場で放火犯のベク容疑者(48、京畿道水原)を逮捕し、犯行の動機を調べている。
慶尚北道亀尾(クミ)警察署によると、この日午後3時15分ごろ、朴正熙元大統領の生家の追慕館で、ペク容疑者が朴元大統領の遺影に1リットルのペットボトルに入れたシンナーをかけ、ライターで火をつけた。火はすぐに建物全体に広がって追慕館を全焼し、隣にある生家の屋根の一部にも火が移った。朴元大統領の生家は1993年に慶尚北道記念物第86号に指定された。753平方メートルの敷地に生家と追慕館、管理事務所で構成されている。