【グローバルアイ】1300年の歴史、大切に守ってきた日本の「高句麗の村」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.01.25 11:47
17日、日本の田舎町を訪れた。東京駅から約70キロ離れた埼玉県日高市。人口約5万7000人の小さな農村だ。電車に乗って日高市郊外の「高麗(こま)駅」に到着した。駅名に含まれている「高麗」が好奇心を刺激した。駅員は「日本では高句麗を『こま』または『こうくり』と呼ぶ」として「ここが高句麗の村」と言った。「高麗王朝は『こうらい』と発音する」という説明もつけ加えた。
天下大将軍と地下女将軍が駅の広場に立ち続けていた。日本の地で出会った韓国の木像は、故郷の人のようにうれしい。田舎道に沿って歩いてみると高麗神社の入口が見える。日帝強制占領期間に参拝を強要された私たちの民族の恨を思えば、神社は決して気持ちの良い場所ではない。しかし「高」と「麗」の間に小さな文字で「句」を刻み入れて「高句麗」の跡を残した神社の表札板は、韓半島(朝鮮半島)と日本の過去を改めて振り返らせてくれた。