国連、「北朝鮮、核挑発続ければ加盟国資格剥奪」警告…史上初(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.12.01 10:44
30日(現地時間)に国連安全保障理事会で全会一致で通過した対北朝鮮制裁決議2321号には、従来は見られなかった新たな条項が数多く盛り込まれた。石炭など北朝鮮から輸入する品目の総額・総量制限ラインを具体的に決め、国連加盟国としての特権剥奪の可能性について警告したのは、71年の国連制裁史上初めてだ。政府当局者は「北を苦しめる決議になるだろう」と期待を表した。
決議案26項は「すべての加盟国は北朝鮮産石炭を年間750万トンまたは4億ドル分まで輸入できる」と明示した。これは北朝鮮産石炭輸入総量・総額を2015年(1960万トン輸出、10億5000万ドル収益)比で38%に制限したものだ。総量と総額のうち収益が少ない方が選択される。例えば2015年基準で石炭750万トンの価値は3億5000万ドルだが、この場合、4億ドルより少ないため総量制限が適用される。