米中、「北朝鮮の金脈」石炭・鉄鉱輸出阻止に合意
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.11.24 09:18
ことし9月に5回目の核実験を敢行した北朝鮮に対する新たな制裁決議案に米国と中国が合意したことが確認された。これに伴い、早ければ来週の国連安全保障理事会で北朝鮮制裁決議案が採択されることが有力視されている。匿名を求めた国連外交消息筋は22日(現地時間)、「米国と中国が新たな北朝鮮制裁案で合意に至った」とし「安保理常任理事国5カ国が同制裁案に対する検討に入った」と述べた。
米中が合意した制裁案は、石炭をはじめとする北朝鮮の鉱物輸出に対する統制がその核心。ことし3月に安保理が採択した包括的制裁決議(2270号)は、生計目的の石炭・鉄鉱石輸出は許容する「民生例外」条項を設けている。だが、北朝鮮はその間この条項を悪用して鉱物輸出を、事実上、維持してきたことが明らかになった。