<崔順実ゲート>中高生も加勢…怒りがさらに膨らんだ20万のろうそく
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.11.07 11:22
「宇宙よ、助けて!I.下野.U」「何のために私は韓国人になったのだろうか」。今月5日午後4時、ソウル光化門(クァンファムン)広場には色とりどりのピケが登場した。ろうそく集会に参加した市民が準備してきた抗議道具だった。広場の周辺をいっぱいに埋めたデモ隊は「朴槿恵(パク・クネ)は退陣しろ」等のスローガンを叫んだ。母親についてきた子供から制服姿の青少年や大学生、高齢者などすべての世代が共にした。
全国民主労働組合総連盟(民主労総)など50個余りの市民社会団体で構成された民衆総決起闘争本部の推算によると、この日の集会には計20万人(警察推算は5万人)が参加した。先月29日、2万人(主宰側推算)が集まった1回目のろうそく集会よりも参加人員が大幅に増えた。その前日に朴槿恵大統領が2回目の国民向け謝罪を行ったが、怒った民心は鎮まらなかった。この日の集会に参加した大学生キム・ジウンさん(24)は「大統領の談話は当面の状況を逃れるためのその場限りの謝罪に見えた」と指摘した。
この日の集会は厳重な雰囲気の中でも風刺を失わなかった。「キルッキパッパ(「場をよく読んで融通を利かせた行動を取れ」という意味の短縮語)、「パッキンエ パンペ!(「朴槿恵退陣」を似た発音で批判した言葉)」など、市民が持ち込んだピケや垂れ幕などには怒りとユーモアが同時に表現されていた。前日、国民向け謝罪で朴大統領が述べた「何のために私は大統領になったのだろうか」という発言をパロディ化して大統領の代わりに韓国人・学生・両親らが自身の状況を込めた「何のために私はOOになったのだろうか」と書かれたピケも目についた。