辛東彬ロッテ会長、14カ月ぶりの記者会見…主題は「真の謝罪」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.10.25 08:49
辛東彬(シン・ドンビン、重光昭夫)ロッテグループ会長(61)が25日午前10時30分にソウル・小公洞(ソゴンドン)のロッテホテル・クリスタルボールルームで改めて謝罪記者会見を行なう。昨年8月に同じ場所で兄の辛東主(シン・ドンジュ、重光宏之)前ロッテホールディングス副会長(62)(現SDJコーポレーション会長)とのロッテグループ経営権紛争と関連して国民への謝罪記者会見を行ってから14カ月ぶり、場所は昨年と同じ。昨年の記者会見には内外信記者ら約500人が参加した。
ロッテグループ高位関係者は24日夜、中央日報EYE24との通話で「きょうの記者会見は昨年約束した企業支配構造改善についてもう一度推進計画を明らかにし、これまで不備だった点について『真の謝罪』をする席になるだろう」と明らかにした。また別のロッテグループ政策本部関係者もやはり「特に新しいメッセージを発表するよりは、昨年発表した内容を改めて推進するという次元」と説明した。
昨年の記者会見でロッテグループは支配構造改善と経営透明性強化に向けた方策を提示した。▽韓国ロッテグループの持ち株会社であるホテルロッテの上場▽持ち株会社転換を通じた循環出資解消▽支配構造改善タスクフォース設置▽企業文化改善委員会設置などが提示された。その後支配構造改善タスクフォースが発足し上場推進の動きがあったが、検察の捜査により経営革新はすべてストップした。