ロッテ「ワントップ」…韓国も日本も辛東彬会長
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.07.02 08:25
最近ベトナム・ハノイで開かれたロッテグループの食品グローバル戦略会議場。韓国と日本の食品系列会社代表と運営室長、ビジョン戦略室長など約50人が集まり、今後の戦略を熟考する例年の行事だ。年初に辛東主(シン・ドンジュ)前副会長(61)が主な系列会社の役員から解任された後、日本ロッテの責任を負う佃孝之ロッテホールディングス社長が演壇に立った。佃社長は発表を終えた後、「One Lotte,One Leader」と書かれたスライドを映し出した後、演壇から下りて前列に座っていた辛東彬(シン・ドンビン)会長(60)に深く礼をした。
韓国と日本に経営権が分かれているロッテグループが、辛東彬会長の「1トップ」体制に向かう。兄の辛東主前副会長が経営の一線から退いた後、辛会長が日本の「経営権空白」を速やかに埋めていく姿だ。