「日本、10年以内に核武装の可能性」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.10.10 09:33
日本が中国と北朝鮮の核脅威に対応するために10年以内に核武装をする可能性があるという米国防総省関連の報告書が出てきた。米国防総省傘下のシンクタンクである総括評価局(ONA)が支援して作成した「日本核戦争研究報告書」は、「日本の先進原子力インフラと現代的な宇宙ロケット・巡航ミサイル・潜水艦などを勘案すると、10年以内に核武装をする可能性がある」と評価したと、米保守メディアのワシントン・フリー・ビーコンが7日(現地時間)報じた。
報告書はロシアと中国が攻撃的に核戦力を現代化し、北朝鮮が核戦力およびロケット開発を加速する一方、米国の核戦力の老朽で韓国や日本など同盟国が安保に不安を感じていると指摘した。特に日本は中国と北朝鮮の核攻撃に対する米国の核安保が弱まっていることを懸念していると説明した。報告書は韓国の核武装論浮上、イランの核実験の可能性、ロシア・中国の核兵器使用の可能性も日本の核武装を後押しする可能性があると評価した。