【中央時評】ワシントンの時ならぬ「韓日核武装」論争(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.03.10 13:28
「アジアの米国同盟国は核武装に動くのか?」。この挑発的な言葉は、月刊『ナショナル・インタレスト』2月号に掲載された核軍縮専門家デビッド・サントロ・パシフィックフォーラム研究員の寄稿のタイトルだ。この寄稿は最近、米国内の不拡散専門家と同盟研究者の間で時ならぬ論争を招いた。
寄稿でサントロ氏は、韓国と日本では最近、米国の核の傘を越えて独自の核武装を好む雰囲気が強まっていると指摘している。北朝鮮の挑発的な態度、中国の攻撃的な浮上、国防予算削減などアジア・太平洋地域に対する米国の安保公約弱化などのイシューがこれを触発したということだ。またサントロ氏は韓国・日本ともに核兵器の開発に必要な技術と財政的能力を保有している点を強調し、特に過去に前歴がある韓国を懸念している。