【コラム】世界の鉄道産業、技術革新で追いつこう=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.09.29 10:11
「イノトランス(InnoTrans)」は世界各国の鉄道関連の新技術が展示される博覧会だ。今年はドイツのシーメンス、フランスのアルストムなど2870社余りの企業が参加した。ビッグデータ・人工知能を活用した鉄道維持管理や交通手段の連携技術など第4次産業革命にともなう革新技術が未来の主軸になっていることが確認できた。大韓民国の鉄道技術展示館も設置されて高速の総合検測、鉄道車両用のベアリングなど技術成果を披露した。
鉄道は定時運行が可能で輸送能力が優れ、環境に優しい。車両・部品素材・信号・制御・通信などの先端技術が複合しており前・後方の産業関連性も高い。ドイツのSCIVerkehrによれば世界の鉄道市場は毎年3.4%成長して2018年には230兆ウォンへ拡大すると予想されている。