【中央時評】北核:21世紀の李舜臣と21世紀の安重根(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.09.23 14:01
北朝鮮の5回目の核実験で、北朝鮮の核と韓半島(朝鮮半島)平和問題は決定的な帰路を迎えている。21世紀初め、世界で最も深刻な安保および核危機を露呈しているのが韓半島だ。韓国の(平和)問題はいつも世界の(平和)問題だった。北朝鮮の核問題も同じだ。国際社会の外に放置されている間、急激に進行している北朝鮮の軍事技術・戦争能力の暴走は至急、制御されなければいけない。
実際、どのように対応するのか。我々は今、非常に大きな危機状況を迎えているが、問題がいくら難しく不可能に見えても、まだ最悪の状況になっていなければ、人間は希望の種をすべて探し出して生かさなければいけない。戦争と平和の理論でいう「後戻りできない戦争勃発地点」直前までは、最後まで絶対努力を傾ける必要がある。幸い、世界のどの主要国もまだ北朝鮮の核を認めておらず、我々はまだ(核)戦争に決して入っていない。韓半島の平和に対する世界の支持も揺れていない。