韓国外相の北核批判演説直前、朝日外相が席を外して会談…ARF
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.08.13 08:41
今年ミャンマー首都ネピドーで開催された東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム(ARF、9-10日)での外交戦争の勝者は日本と北朝鮮だった。例年は北朝鮮の非核化を促すARF議長声明に関心が集中したが、今年は違った。北朝鮮と日本の代表団の動きに耳目が集中した。
多者外交舞台に初めてデビューした李洙ヨン(リ・スヨン)北朝鮮外相と岸田文雄日本外相は、容易でないと見られた2国間会談を実現させ、ARFで実利を手にした。特に圧巻は、10日のARF全体会議で、尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官の発言を控え、岸田外相と李洙ヨン外相が同時に席を外した場面だった。5番目に立場を発表した李外相はしばらく席に座っていたが、16番目の発言者が発表を終えると、席を外した。岸田外相も同じだった。尹長官が北朝鮮の核と弾道ミサイルの脅威を批判し、ドレスデン宣言などの対北朝鮮政策を説明する直前だった。尹長官の発言の順序は18番目だった。