日本の衛星6基・イージス艦8隻…韓国が北核監視に活用
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.12.27 10:31
韓日間の軍事情報交流が「米国」という迂回路を選んだ。交流の対象も北朝鮮の核・ミサイル関連情報に制限した。このような方式を選んだのは、両国内部の批判世論を意識したためだ。2012年6月に推進しながらも締結当日に白紙化した「韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)」の前てつを踏まないためだ。
このようにしてでも韓日米3カ国が軍事情報交流約定を結ぶのは、3カ国ともにこの約定が必要だと判断しているからだ。当面の必要は北朝鮮の軍事脅威がますます高まっているからだ。政府当局者は「2003年8月に6カ国協議が始まったが、北の核放棄を引き出せず、北の核技術だけが進展する結果となった」とし「北が事実上、核保有段階に入ったうえ、ミサイル技術も米国西部を打撃できるレベルに急成長し、共同対応が避けられなかった」と話した。
何よりも米国が積極的だったという。米国の立場では北朝鮮の脅威も脅威だが、中国とロシアを牽制するために韓日米三角安保協力を強化する必要性が高まった。匿名を求めた国策研究機関の関係者は「韓国と日本は2012年に情報交流協定を締結しようとしたが、世論の反対で失敗した」とし「それでも米国が韓日米協力に動いたのは、中国とロシアを牽制しようという意図」と話した。