<韓米首脳会談>「中国に偏った韓国」のイメージ払拭、北核問題は米国の実行がカギ
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2015.10.18 12:05
米国なのか、中国なのか。16日にホワイトハウスで開かれた韓米首脳会談が改めて韓国に投げかけた質問だ。今回の朴槿恵(パク・クネ)大統領の訪米は北朝鮮の核問題の再イシュー化、韓国の中国傾斜論払拭などで成果を出したが、米国と中国という「ビッグ2」に挟まれた韓国の現住所がそのまま表れた。
「2015北朝鮮に関する韓米共同声明」という題名から見るように、今回の首脳会談の最大の焦点は北朝鮮と北朝鮮の核問題だった。共同声明で両国首脳は「北朝鮮の核問題を最高の緊急性と確固として意志を持って取り扱う」と明らかにした。韓米が北朝鮮と北朝鮮の核問題だけに限定して共同声明を発表したのは初めてだ。内容はこれまでの北朝鮮の核解決に対する米国の意思表明の中で最も強力なトーンに分類される。