韓国伝統韓屋、構造的に地震に脆弱(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.09.19 16:18
皇南洞のある伝統市場で会った50代の住民は「地面に落ちた瓦、つぶれた車両を見ながら秋夕を楽しく過ごす気持ちになれなかった。続く余震に豪雨まで重なり、不安な心で秋夕当日の朝ごはんを慶州市内の親戚の家に行って食べた」と話した。一部の住民は140ミリ以上の豪雨が降った16日午前から17日午後にかけて、家のあちこちから水が漏れてバケツを手に雨水を受けたりもしたという。
皇南洞の韓屋に住んでいるカン・ムンジュさん(46)は毎年秋夕になると果物だけで6~7種類、ジョン(名節のときに作るお焼き)を7種類以上作って祭事を執り行う。ところがことしの秋夕は今までの祭事の食べ物の半分だけを供えたと言った。それも一部の食べ物は何とかして親戚の家からもらってきて祭壇に供えたという。