サムスン電子、非核心部門売却でできた実弾を1位の部門に浴びせる(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.09.19 11:17
専門家らは、相次ぐ売却のニュースは「1位の事業にだけ集中しよう」というグループレベルの構造調整戦略と脈を同じにすると分析する。特に李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長が登記理事を務めるなど経営の前面に出て、サムスン電子の構造調整作業はさらに速度を上げるだろうという分析だ。
サムスングループは李副会長が実質的リーダーの役割をしてきた2014年5月から急速に非核心事業を売却してきた。2014年11月にサムスン総合化学とサムスンテックウィン、サムスンタレス、サムスントータルなど化学・防衛産業で系列会社4社をハンファグループに売り、翌年にはサムスン精密化学、サムスンBP化学、サムスンSDIケミカル事業部門をロッテに譲渡した。