サムスン半導体も利益急減…「イラン進出など新市場拡大」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.01.29 08:36
28日は「憂鬱な日」だった。活力を失っていく韓国経済の姿があちこちで数値に表れたからだ。ポスコは28日、昨年の当期純損失(連結基準)が960億ウォン(約95億円)と、過去最悪の実績を発表した。サムスン電子も営業利益が5期ぶりに減少に転じた。
ポスコが年間基準で赤字を出したのは1968年の設立以来初めてだ。昨年の売上高と営業利益も前年比それぞれ10.6%減、25%減の58兆1920億ウォン、2兆4100億ウォンとなった。鉄鋼業界の不況と系列会社の不振が重なったためと分析される。