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【時視各角】ギャラクシーノート7vs韓進海運(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.09.09 09:34
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うまく行っている組織と壊れている組織は、危機が迫った時に違う様相を見せる。この10日間のサムスン電子と韓国政府の危機対応の仕方はドラマチックなほどに違っていた。サムスン電子は世界中に供給された250万台のギャラクシーノート7を全量交換・払い戻しすることにした。35個の製品でバッテリー不良が発生すると即座に1兆5000億ウォン(約1400億円)程度の損失を押し切って出した決定だ。想像を超える大きなスケールの解決法に市場は驚いた。信頼は回復した。あっという間に事態は反転した。感謝祭を狙ったアイフォン7の発売を前に過度な対応ではないかという疑問も提起された。アップルとは完全に違うスタイルだ。このためにサムスンの営業利益は減るかもしれない。代わりにサムスンは、それを相殺してあまりある信頼の資産を得た。お金が足りずに発生した危機は信頼で回復できるはずだ。だが信頼を忘れて生まれた危機は、お金では回復できない。

韓国政府はかなり以前から予告された韓進(ハンジン)海運問題を解決すると言いながら、むしろ事態を悪化させた。米国のロングビーチ海岸で、エジプトのスエズ運河で数十億ドル分の物品を積んだ韓進海運所属の船舶が行き先を失ったままぐるぐる回ってばかりいる。お金を踏み倒されることを心配して海外の債権者たちが船舶差し押さえ・荷役拒否・運送回避をしているのだ。

 
韓国は輸出入で暮らしているグローバル貿易国家だ。海運があってこそ貿易がある。海の上に漂っている韓進の貨物船は韓国貿易の漂流ぶりを象徴する。韓国政府は国内の金融と世界の物流・実物市場が毛細血管のように絡み合った国籍海運会社の退出を決めながら、この問題をただ金融委員長にだけ任せた。これはユダヤ人の商人シャイロックが肉はえぐり取っても一滴の血液も流してはいけないとされたシェークスピアの喜劇のような設定だ。政府の決定で5000億ウォンぐらいになる金融は節約したかもしれないが、物流韓国の信頼は失墜した。これによって政府の見識と水準と実力があらわれた。


【時視各角】ギャラクシーノート7vs韓進海運(2)

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