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【コラム】脱北ラッシュは北朝鮮崩壊の前兆なのか(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.09.02 13:06
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同時期にワシントン駐在韓国大使館の公報担当公使兼公報院長イ・ジェヒョンが突然維新政府を批判する内容でワシントンポストとインタビューを行い、米国亡命を宣言した。米国の有力な学者やメディア関係者を相手に接待しながら維新の正当性と必要性を宣伝する総責任者であった彼も、亡命後に議会の証言台に立って涙ながらに自身が忠誠をつくした朴正煕政府の政策を非難した。ワシントンの韓国大使館の中央政府派遣キム・サングン参事官はソウルの中央情報部とワシントンの中央情報部支部間でやりとりした指示と報告書を全てFBIと韓国の人権問題を執拗に追跡した下院のフレーザー委員会に渡して亡命した。彼も例にもれず議会で反韓国的な証言をした。ニューヨークでは金炯旭「担当」中央情報部派遣参事官がワシントンに駆け付けて自身が持つ資料と情報をFBIに渡して議会で証言もした。今日の脱北事態は比較にもならない規模の亡命ラッシュが起き、韓米関係が危機を迎えた。しかしそのような事件が触発したコリア・ゲートという台風は78年を峠に静かに消えた。79年12月に韓国で指導者交替が起きたのはこのような亡命事態と関係なく中央情報部長と大統領府警護室長の貪欲な権力闘争の結果だった。

90年代にも脱北ラッシュがあった。91年ソ連・東ヨーロッパ社会主義体制が崩れると多くの北朝鮮人が北朝鮮体制の解体は時間の問題だと考えた。沈没船を脱出するネズミの群れのように脱北ラッシュが起きてそのクライマックスが97年の北朝鮮主体思想の「父」である黄長ヨプ(ファン・ジャンヨプ)の韓国亡命だった。しかし、北朝鮮はその時の危機、脱北事態が予告した体制崩壊の危機を克服し、こんにちまで健在だ。その時と今が同じなのか。異なる点があるとしたら、ささいなことで党・政副実力者を処刑・粛清する金正恩委員長の恐怖政治、強力な国際制裁、金正日(キム・ジョンイル)総書記時代よりはるかに疎遠になった朝中関係だろう。

 
しかし、このような事情が近い将来北朝鮮体制崩壊や指導者交替をもたらすと前もって「キムチの汁」を飲む(「捕らぬ狸の皮算用をする」の意)のは愚かだ。恐怖政治が度を越せば金正恩委員長にも朴正煕元大統領を殺害した金載圭(キム・ジェギュ)が登場する可能性まで排除することはできない。しかし、北朝鮮はまもなく崩壊するという期待を基に強対強の北朝鮮に対する姿勢を維持するのは金正恩の予測不可能な面を考えれば危険なほどだ。昨年は朝中境界地帯、先月はロシア沿海州を現地調査した中央日報の平和オディセイが確認した通り、まずは韓朝中露4角経済協力体制で今の危機を生産的に解決する道がある。

キム・ヨンヒ論説委員


【コラム】脱北ラッシュは北朝鮮崩壊の前兆なのか(1)

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