<外交官脱北>英国駐在最高位外交官テ・ヨンホ、家族と韓国入国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.08.18 08:33
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17日、妻・子供とともに韓国に亡命した在英国北朝鮮大使館所属のテ・ヨンホ公使。彼の妻オ・ヘソン氏は金日成(キム・イルソン)主席のパルチザン仲間である呉白竜(オ・ベクリョン)労働党軍事部長の親戚だ。(写真=中央フォト、YouTubeキャプチャー)
今月初め妻と子供を伴って亡命した在英国北朝鮮大使館所属のテ・ヨンホ公使(55、副大使級)が、妻・子供とともに韓国に入国したと17日統一部が明らかにした。
鄭俊熙(チョン・ジュンヒ)統一部報道官はこの日緊急会見を通じて「テ・ヨンホ公使が妻・子供とともに大韓民国に入国し、現在政府の保護下にある」と話した。鄭報道官はテ公使の入国時期や正確な家族関係については「身辺の安全問題を考慮して現時点では申し上げることはできない」とした。
だがテ・ヨンホ公使の妻はオ・ヘソン(50)で、北朝鮮軍総参謀部オ・クムチョル(69)副総参謀長の一家だと対北朝鮮消息筋が伝えた。オ・クムチョル一家は北朝鮮で最高特権層に属する「抗日パルチザン」一族だ。オ・クムチョルは金日成のパルチザン仲間であり労働党軍事部長をつとめた呉白竜(オ・ベクリョン、1984年死去)の息子だ。パルチザン一族が脱北して入国したのは今回が初めてだと政府当局者は話した。オ・ヘソンは対外貿易・外資誘致・経済特区業務を担当している対外経済省で英語通訳を担当した要員で、香港勤務を経て2年前ロンドンに来たという。