「独島は韓国固有の領土」裏付ける文献記録見つかる(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.08.30 11:15
半面、韓国学者は「石島=独島」であることを類推できる資料を多数発掘して反論してきた。『朝鮮地誌資料』(1911)と『韓国地名総覧』(1966~86)などの文書を分析した国立中央図書館のイ・ギボン古書専門員は「純粋なウリマル(=ハングル)による地名のうち『トル(ソク)』と同じ意味の訛りで『ドク』が使われているケースは無数にあり、漢字ではこれを石と表記した」とし「全羅道(チョルラド)だけでなく慶尚道(キョンサンド)や京畿道(キョンギド)一帯でも「ドクタリ(トルタリ、石橋) やドクゴゲ〔トルゴゲ、石=(ヒョン、山へんに見)〕などが広く使われた」と説明した。
このようななか、「私たちの文化を培う会」は昨年独島を「朝鮮のもの(朝鮮ノ持之)」と明示した日本地理学者林子平(1738~93)の1802年版『大三国之図』を発掘するなど独島が韓国固有領土であることを立証する資料を多数発見した。<中央日報2015年7月17日付『1802年の日本地図「独島は朝鮮のもの」』記事および『1956年に日本政府が制作した地図一覧図にも「独島」はない』記事>