日米「南シナ海判決に法的拘束力」…韓国は「平和的な解決を」3回反復
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.07.16 12:14
「南シナ海領有権紛争の判決に対して、日米と韓国の間に認識の違いがあるようです。韓国は(中国が敗訴した)今回の裁判所(常設仲裁裁判所)の判決を支持しますか」。
14日午後(現地時間)、米ホノルル・ハレコアホテルのルアウガーデン。韓日米外交次官の共同記者会見で、日本の記者が質問した。林聖男(イム・ソンナム)外交部第1次官、杉山晋輔・外務省事務次官、ブリンケン米国務副長官がアジア太平洋安全保障研究センターで4時間ほど懸案について協議した後、結果を伝える場だった。3カ国の次官が会ったのは12日の仲裁裁判所の判決後初めてだった。
林次官は日本の記者の質問に「いかなる意見の違いもない。我々は基本的に南シナ海紛争が外交的な努力によって平和的に解決されるべきだという立場」と答えた。杉山事務次官も「違いがあるとは考えていない」と答えた。ブリンケン副長官は「3カ国は南シナ海問題の基本原則において完全に考えが一致している」と語った。