特恵を受けて責任を負わない賎民上層が「ヘル朝鮮」の自嘲を作る(2)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2016.08.29 14:38
--残りの半分は何か。
「我々の社会の高い地位は通常、試験という関門を通過するところから始まる。大学入試、大企業入社試験、国家試験…。ところがこの試験の当落は通常、数点差で分かれる。0.5点と1点の間に無数の学生が集まっている。ところが誰かが落ちて自分は受かる。言い換えれば、自分の合格は他人の『犠牲』の上でのことだ。実力の差が大きいと話すのは傲慢だ。当落圏にいる人たちの実力は似ている。他の誰かでない自分が今ここにいるというのがどれほど『幸運』かを知らなければいけない」