特恵を受けて責任を負わない賎民上層が「ヘル朝鮮」の自嘲を作る(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2016.08.29 14:37
「遠い国に行ってみようか/行ってみて飢えれば鼻歌でも歌ってみようか/どうせ悔しい思いをするのなら/母国よりもっと悔しい思いを/骨身にしみて暮らしてみようか…」。
22日、ソウル光化門(クァンファムン)のあるカフェで会った元老社会学者、宋復(ソン・ボク)延世(ヨンセ)大名誉教授(80)は詩を詠んだ。詩人・朴在森(パク・ジェサム)氏の『序詩』だった。1950-60年代の希望を見つけるのが難しかった青年時代、宋教授が叫ぶようにして路上で詠んだ詩だった。宋教授は「時代の絶望」を自虐する詩だと紹介した。