韓経:中国、THAAD配備で「韓国製品貿易報復」に出るか(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.08.08 13:57
THAAD(高高度ミサイル防衛)体系の配備によって中国政府が韓国製品に対して本格的に貿易報復措置に出るのかが最大の関心事として浮上している。2000年のニンニク波動で一度「烙印効果(stigma effect:良くない思い出)」を体験した韓国内の企業家を中心に、これについての憂慮が意外に大きいことが分かった。
2011年11月、中国は苦労して世界貿易機構(WTO)に加入した。WTOは政治・軍事などほかの目的と貿易間の連携をさせないようにしたのが基本精神だ。特定国にも「相互主義原則」を掲げて禁止した。特定国だけに許容すれば「スパゲティボール効果(ゆでた麺をどんぶりに入れると絡まって混ざる現象)」で公正な交易秩序が乱れるからだ。