韓経:【社説】根拠がない中国のTHAAD反対攻勢とあきれる経済報復説
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.08.05 11:14
THAAD(高高度ミサイル防衛体系)に対する中国の一方的な反対は度が過ぎる。北朝鮮の核・ミサイル開発が急進展している事態の変化には目を閉じ、自己中心的な反対論理ばかりを前に出す姿だ。このような攻勢に官営メディアが総動員されるような状況は残念だ。北核防御体系のTHAAD配備に反対するのは、韓国の自衛権に対する否定と見るしかない。米国の戦術資産であるため反対するのなら、韓国の自主的な核武装は歓迎するのかどうかから明確にする必要がある。
人民日報のシリーズ社説から英字メディアの論評まで、根拠のない反対と難癖はいちいち反論する価値もない。もちろん中国の世論戦にもてあそばれる国内の親中事大主義派の問題は深刻だ。共に民主党の初当選議員6人が中国を訪れるということや、元長官・青瓦台(チョンワデ、大統領府)秘書官までが見え透いた世論政策に利用されるインタビューや寄稿をするのは、過去の親日派の策動を見るようで恥ずかしく惨めだ。