【時視各角】夜の大統領が気になる=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.07.11 14:55
最近、最も注視した記事は2日付の米国ニューヨーク・タイムズの「夜のオバマ(Obama After Dark)」だった。ホワイトハウスの出入り記者が取材したあらゆるつまらない内容が含まれている。「オバマ氏は午後6時30分に退勤すると家族らと夕食を共にする。7時15分、3階のゲームルームで料理人と45分間ポケットボールビリヤードをする。それから自身の書斎兼個人執務室であるトリーティルーム(Treaty room)に行って4~5時間、1人だけの時間を持つ。たいていは演説文を整えたり政府報告書を検討したりする。国民の手紙の中から秘書が選んだ10件も読む。重要な競技があればESPNでスポーツ中継を見て、側近たちと笑わせるメッセージのやり取りをしながらふざけ合う。オバマ氏は自ら『ふくろう』と呼ぶ。ブッシュ元大統領は夜10時には就寝したが、オバマ氏は夜中の1時頃に寝床につく」
「オバマ氏は書斎で水だけを飲み、絶対にカフェインはとらない。ミッシェル夫人は『おやつにアーモンドを出すが6粒でもなく8粒でもない』と話した。必ずアーモンド7粒だけ食べるという意だ。オバマ氏が夜を明かす場合はたいてい演説文のためだ。2009年にノーベル賞を受賞した前日には明け方4時まで受賞演説の原稿を直接推敲していた。昨年6月(オバマ氏最高の演説に挙げられる、聖書の勉強中だった黒人ピンクニー牧師らが殺害された)チャールストン市の追悼演説文は、演説文の担当者に『もう1度戻ってきてほしい』と言って一緒に夜を明かしながら整えたものだ」。この記事の相当部分はオバマ氏がニューズウィークとのインタビュー、ABC放送のトークショーなどで直接打ち明けた内容だ。