米軍が出て行った場所にアウトレット・ポロロパーク・K-POP公演会場(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.07.08 10:37
京畿道議政府市(キョンギド・ウィジョンブシ)の在韓米軍基地周辺の66万平方メートルの敷地。YGエンターテインメント・新世界といった民間企業と議政府市が手を組んで複合文化団地を造成することにした。プレミアムアウトレットやポロロテーマパーク、K-POP公演会場などが入る。ところが米軍基地の移転が来年に近づいているのに事業はなかなかスピードが出なかった。予定の敷地は開発制限区域(グリーンベルト)と農業振興地域に縛られている。環境影響評価や交通影響の分析まで乗り越えなければならない山が1つや2つではなかった。
政府はこれまで遅々として進まなかったこのような「現場待機プロジェクト」を探して事業を妨げてきた各種規制を緩和することにした。朴槿恵(パク・クネ)大統領主催で7日に開かれた貿易投資振興会議でこのような内容の「第10回投資活性化対策」を確定した。政府は関係部署のタスクフォース(TF)を通じて開発制限区域・農業振興地域の解除と環境影響評価・交通影響分析のような行政手続きを今年中に終えることにした。チャ・ヨンハン企画財政部政策調整局長は「予定通りに進行すれば、議政府複合文化団地の着工は来年3月にでも可能だ」として「あまり開発されていなかったソウル北側の議政府地域にプレミアムアウトレットとK-POPテーマパークが交わってソウル北東部地域の文化やショッピング需要をかなり吸収できるだろう」と話した。