米国務省・CIA元局長「トランプ氏の在韓米軍撤収発言は脅威」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.03.30 10:32
米大統領選の共和党候補指名争いでトップを走るドナルド・トランプ氏が最近、「在韓米軍を撤収する可能性がある」「韓国・日本の核保有を容認することができる」などの発言をしたことに関連し、米国政府は28日(現地時間)、「韓半島(朝鮮半島)に対する米国の防衛公約にはいかなる変化もない」と強調した。
米国務省のカービー報道官はこの日の定例記者会見で、トランプ氏がニューヨークタイムズのインタビューで「在韓米軍防衛金分担を増やさなければ(大統領)当選後に在韓米軍を撤収することもある」と主張したことに関し、「すべての候補がする発言に対応しない」とし「しかし米国は(相互防衛)条約に基づき韓国と日本を防御するという点にいかなる変化もない」と述べた。