課題211件のうち210件が未完…セウォル号特調委が活動終了=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.07.02 13:25
セウォル号特別調査委員会(特調委)の調査活動期間が先月30日に終了した。1日午前、ソウル中区にある特調委の事務室はあちこちに空席が見られた。海洋水産部や企画財政部など政府部処から派遣された職員29人のうち12人が元所属部処に復帰したからだ。特調委被害者支援点検課は一日で所属職員が9人から5人に減った。
特調委には現在17人の派遣職公務員と57人の別定職(特別職)公務員の計74人が残っている。別定職のうち8人は契約期間が終わったが、この日、出勤した。「月給を受けなくてもよいので真相究明のために最後まで仕事をする」という立場だ。8人を除いた49人の別定職も「白書作成」と関係がない業務を遂行する場合、給与はもちろん活動経費も支払われない。イ・ソクテ特調委員長は1日午前まで12時間以上も夜通しの会議を開き、「特調委調査活動期間の満了とは関係なく真相究明を続けよう」と述べた。