また海洋プラントの悪夢…大宇造船1兆ウォンの回収に支障(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.06.28 11:14
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大宇造船海洋がアンゴラのソナンゴルから受注したドリルシップが試験運航をしている。大宇造船海洋はこのドリルシップを今月引き渡す予定だったが発注元が引き取りを延期するものとみられる。
昨年造船業界は潜在不良まで一度に振り払ういわゆる「ビッグバス」を断行し、「これ以上の海洋プラントのリスクはない」と壮語した。だが再び問題が広がる兆しだ。大宇造船海洋は当初、ソナンゴルプロジェクトを今週中に引き渡す予定だった。2013年に契約したアンゴラの国営石油会社ソナンゴル向けにドリルシップ2隻を建造するプロジェクトだ。もともとは昨年12月に引き渡す予定だったが発注元が今月末に引き渡しを延期した。
だが今回も引き渡しは厳しい見通しだ。大宇造船海洋の鄭聖立(チョン・ソンリプ)社長は最近「(ソナンゴルプロジェクトの残金)1兆ウォンが年内に支払われるか不確実に見える。資金を確保できなければSTX造船海洋のように法定管理に入ることになりかねない。引き渡し失敗に備えた案を用意しなければならない」と明らかにした。