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<英EU離脱>「英国抜けたEU、5年後少数精鋭に再編」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.06.28 09:19
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「英国は分かれて欧州連合(EU)は少数精鋭へとさらに調和して再編される」。世界経済・外交専門家たちが展望したブレグジット(英国のEU離脱)から5年後の欧州の姿だ。

米国の政治専門メディア「ポリティコ」は25日(現地時間)、専門家17人にブレグジット後の世界がどう変わるのかを尋ねたところ複数の専門家たちがこのように答えた。

 
リチャード・ハース米外交問題評議会(CFR)会長は「5年後には英国(United Kingdom)は消える」としながら「スコットランドは独立し、北アイルランドが英国を離れてアイルランドと併合する可能性も高い」と分析した。引き続き「数カ国が追加でEUを離れながらEUは核心となる小数精鋭諸国の結合に変わる」という見通しも出した。

アリアンツグループのモハメド・エルエリアン首席経済顧問も「EUを離れる国家がさらに出てきて、EUはフランスとドイツの確固たる協力関係の中でさらに調和がとれて安定した形態を備える」としながら「EU小数精鋭論」を後押しした。

米国シンクタンクのユーラシアグループのイアン・ブレマー代表は「広範囲な欧州統合は失敗した実験とみなされるだろうが、ドイツを中心にした核心欧州諸国は政治・経済的な統合を非常にうまく維持するだろう」と話した。

しかし少数精鋭で再編されたEUが、以前のような大きな影響力は行使できないだろうという指摘も出てきた。デニス・ロース元ホワイトハウス中東担当特別補佐官は「5年後にEUの国際的影響力は今よりも小さくなるものと思われる」と話した。

英国が短期的には危機を体験するだろうが、長期的には回復するという楽観論も出てきた。ワシントン政治経済研究センターのディーン・ベーカー所長は「ブレグジットによってEUの政治家たちは緊縮が答えではないということを悟り雇用を増やすなど別の道を模索する」としながら「それによって英国の金融部門は規模がかなり小さくなるだろうが、ほかの産業部門が生き返りながら経済がいち早く成長できる」と展望した。

エルエリアン氏も「ブレグジットがEUの政治家たちに経済政策を変えろという警鐘として作用するならば、英国は5年以内に経済的基盤を回復して成長を始めるだろう」と見通した。

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