英国王室は年1、2人だけ招待…朴大統領に異例の礼遇(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2013.10.28 18:02
国際外交舞台の儀典で最高の「国賓訪問(State Visit)」。その中でも英国王室が招待する国賓訪問は、その格式と華やかさで世界最高の礼遇として知られる。こうした特別待遇を異例にも朴槿恵(パク・クネ)大統領が来月5日から7日まで受ける。
今回の英国国賓訪問が特別なのは、何よりもその時期のためだ。「君臨すれども統治せず」という英国王室は、外国の首脳を招待して「特別接待」することで重要な外交的な役割をしてきた。悠久な伝統に立脚した高品格儀典行事を経験した各国首脳は、英国王室の歓待に感動する。当然、英国に好感を抱くしかない。2004年12月、韓国の首脳では初めて英国を国賓訪問した盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領はこのように述べた。「英国を一度でも国賓訪問するのが多くの国家元首の夢」と。そして「格式がよく分からず、大変なこととも知らず、このように大層なことをなぜするのかと尋ね、潘基文(バン・ギムン)長官を当惑させた」と告白したりもした。