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金正恩「太平洋の米国を攻撃する能力確保」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.06.24 08:37
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北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長が米国を威嚇した。北朝鮮官営朝鮮中央通信は23日、「中長距離戦略弾道ロケット火星10(ムスダンミサイル)が高度1413.6キロまで上昇飛行し、400キロ前方の目標水域に正確に落ちた」と主張した。そして「(大気圏)再突入区間での戦闘部(弾頭)熱耐性と飛行安定性も検証された」と明らかにした。

特に金委員長は「太平洋作戦地帯内の米国の奴らを全面的かつ現実的に攻撃できる確実な能力を持つことになった」と述べ、米国がターゲットであることを明確にした。北朝鮮は4月から今回まで6回もムスダンミサイルの試験発射をしてきた。年初の核実験(1月)・長距離ミサイル発射(2月)にもかかわらず、オバマ政権が交渉パートナーと認めず対北朝鮮制裁に入ると、「これでも我々を相手にしないのか」という形で挑発をしたのだ。

 
ムスダンが発射された江原道元山(ウォンサン)近隣からグアムの米軍基地までの距離は3500キロ。高角発射でなく45度で発射する場合、3500キロまで飛ぶレベルだと、軍当局と専門家らは説明した。チョン・ハギュ合同参謀本部公報室長は「エンジンの性能の側面で技術的な進展があると評価している」と述べた。

北朝鮮が1月に4回目の核実験を通じて核弾頭の小型化にも一歩近づいただけに、米国に対する核の脅威は徐々に現実化している。全賢俊(チョン・ヒョンジュン)北東アジア平和協力院長は「核兵器はプルトニウムや高濃縮ウランの核物質と起爆装置、運搬手段のミサイルの3つの要素で構成される」とし「北が核物質を保有しているため、核の脅威は韓半島(朝鮮半島)を越えて米国まで広がった」と述べた。全院長は「核弾頭の小型化のため追加の核実験をする可能性もある」という見方を示した。

政府と国際社会は強硬対応を見せている。朴槿恵(パク・クネ)大統領はこの日、全軍主要指揮官と会った席で、「北が昨日(22日)も2発の中距離弾道ミサイルを発射したが、こうした局面が短期間に転換するのは難しいとみられる」と述べた。そして「北が挑発すれば初期に強力に懲らしめ、その代償が何かをはっきりと示すことを望む」と注文した。

カーター米国防長官はケンタッキー州フォートノックスで記者らに対し、「今回のムスダンミサイル発射は、アジア太平洋地域の友邦保護のためにミサイル防衛体系を強化する必要性を見せている」と強調した。

国連安全保障理事会は北朝鮮の発表直後に緊急会議を開いた。フランスのラメク国連次席大使は会議の後、「安保理理事国は北朝鮮のミサイル発射に対して強い懸念と反対を表明した」と伝えた。

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