金正恩の指示で機内食・ユニホーム変えたが…高麗航空また最下位(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.01.13 09:56
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金正恩の指示で2013年11月に新しくなった女性乗務員のユニホーム。
北朝鮮の高麗航空がまた落第点を受けた。世界の約600の航空会社を対象にした満足度調査で4年連続で最下位となった。空港および航空会社の施設・サービス評価機関として権威が認められている英スカイトラックス(Skytrax)は先週、高麗航空の搭乗客を対象に56項目のサービス評価結果を発表した。機種老朽化の程度、機内食、乗務員の英語の実力など、ほとんどの項目で星一つ(満点は星5つ)を受けたという。
これに誰よりも怒りを感じたのは金正恩(キム・ジョンウン)第1書記だ。執権から数カ月後の2012年5月、平壌(ピョンヤン)順安飛行場を訪問し、機内食の品質を高め、乗務員の衣装も洗練されたスタイルに変えるよう指示したが、結果は惨憺たるものだった。10代でスイスに早期留学し、西側国家の航空サービスを経験した金正恩が、高麗航空の後れた施設とサービスに満足するはずがない。