テスラCEOの一言で規模より大きいサムスンSDIの株価揺れる(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.06.10 09:39
テスラに電気自動車の補助加熱装置を納品する韓国の産業や電気自動車用の熱管理モジュールを供給する可能性があるハンオン(Hanon)システムも、テスラ関連のイシューが出るたびに株価が板飛びをする代表的な会社だ。特異なのはサムスンSDIを含めてすべての部品企業は「秘密維持契約」のため供給事実を自らは確認も否認もできないということだ。バッテリー納品企業を明示したイーロン・マスク氏のツイッターに市場が熱く反応した理由だ。
業界は昨年以降とりわけ国内証券市場にテスラの影響が強まったと分析している。2013年に20万台水準だった世界の電気自動車市場が昨年60万台を超えるほどいち早く成長して業界1位のテスラの展望が一層明るくなった。チャン・ジョンフン サムスン証券アナリストは「中国政府が電気自動車関連の支援策を出しているところに、ドイツ発ディーゼルゲートまでさく烈して電気自動車市場は思ったよりはやく拡大している」として「今まで販売量や技術面で世界1位のテスラにとって有利な市場環境」と話した。