“自動車界のアップル”テスラ、半額EV車で大衆化狙う(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.07.18 10:12
今度は「半額」電気自動車だ。「自動車業界のアップル」と呼ばれる電気自動車専門業者テスラモーターズのイーロン・マスク最高経営者(CEO)が英国自動車専門紙オートエクスプレスとのインタビューで2017年に3万5000ドル(約3592万ウォン、約352万円)の電気自動車である「モデル3」を発売すると明らかにした。
テスラの3つめの電気自動車である「モデル3」の価格はテスラが2012年にリリースしたセダン「モデルS」(7万1000ドル)の半額程度だ。テスラは2012年モデルSセダンを発売して以来、5月初めまで合計6500台ほどを販売し1700万ドル(約175億ウォン)の収益を上げた。マスク氏は6月、テスラの電気自動車特許技術を無料で公開し、電気自動車市場拡大の旗を揚げた。
テスラの「半額」電気自動車は「電気自動車大衆化時代」を開くという宣言だ。経済雑誌フォーブスによれば今年の米国内一般自動車平均価格は3万1000ドル程度だ。価格を半額に下げた「普及型」電気自動車は一般車両と比較して価格競争力を確保できるものと見られる。オートエクスプレスはテスラの新しい電気自動車である「モデル3」がBMW3シリーズと競争するものと分析した。