韓国航空宇宙研究院、月探査用75トンロケットエンジン試験…報道陣に初公開
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.06.09 14:13
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75tエンジン燃焼実験中のナロ宇宙センター(写真=韓国航空宇宙研究院)
2020年の月探査に使われる韓国型発射体の核心である75トンの1段推進液体ロケットエンジンの燃焼試験が報道陣に初めて公開された。韓国航空宇宙研究院(航宇研)は8日午後、全羅南道高興(チョンラナムド・コフン)の外羅老島(ウェナロド)宇宙センターで月探査用ロケットに使われる75トン級のエンジン燃焼試験を行った。
この日午後5時45分に始まったエンジン燃焼実験は、1キロ離れた統制室でも鼓膜がひびくほどの轟音と共に75秒間継続された。燃焼時に発生したロケットエンジンの冷却用水蒸気が雲のように地上100メートルまで立ちのぼった。