韓国延坪島の漁民が中国漁船2隻を拿捕(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.06.06 16:12
2013年春の漁期(4-6月)に西海NLL付近の海上で韓国軍のレーダーで確認された中国漁船の数は計1万5560隻。2014年春は1万9150隻、2015年は2万9640隻(一日平均329隻)と2年間で中国漁船の数は倍近く増えた。今年NLL付近の海域で違法操業をする中国漁船は一日平均216隻にのぼるという。海洋警察は先月末までに違法操業をした中国漁船106隻を拿捕して43人を拘束し、38億ウォン(約3億5000万円)の罰金を科した。
海洋警察の関係者は「拿捕された中国漁船2隻の船長2人に対しては領海および接続水域法違反容疑で拘束令状を申請し、残りの船員9人は中国に送還する予定」とし「中国漁船を拿捕したところは韓国の漁船が操業・航海できないNLL近隣海域であるため、中国漁船拿捕の過程で船舶安全操業規則など関連法律を違反したかどうか検討する予定」と述べた。