鉄格子で囲まれた違法操業の中国漁船避けて高速ゴムボート転覆=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.10.17 09:26
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16日明け方、全羅北道群山市(チョンラブクド・グンサンシ)の於青島(オチョンド)西側の韓国側排他的経済水域(EEZ)内で違法操業中だった中国漁船を海洋警察が検挙している。海洋警察は15日から1泊2日で1000トン級以上の大型警備艦4隻など17隻の艦艇を動員して西海(ソヘ、黄海)の違法操業特別取り締まりを行い、中国漁船4隻をだ捕した。
「このままでは死ぬのではないかという思いが絶えず浮かびます」。
16日午前2時40分、全羅北道群山市沃島面於青島里(チョンラブクド・グンサンシ・オクトミョン・オチョンドリ)の西側120キロ海上。群山海洋警察署のパク・セチョル巡査(32)は漆黒の夜の海を眺めて唇をかみしめた。パク巡査はこの日、群山海警所属の3000トン級3010艦に検索要員として乗船し、違法操業中の中国漁船を取り締まっていた。彼は「最近になって中国人船員の抵抗が一層強まり、命の危険を感じる時が1回や2回ではない」として「ビールビンは基本で刃物や鉄熊手を振り回す船員も少なくない」と話した。