許可受けた中国漁船1600隻、その3倍が韓国の海で操業
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.10.18 15:39
中国漁船の違法操業は1990年代に始まった。当時から汚染と乱獲で中国の海で漁業が難しくなると、韓国の海域に入って密かに操業をした。このため韓国政府は2001年、中国と漁業協定を締結し、相手国の排他的経済水域(EEZ)内では許可を受けた漁船だけが定められた漁獲量の範囲内で操業できるようにした。今年中国に許可されたのは1600隻、6万トンまでだ。
しかし実際には大規模な違法操業が行われている。中国の海域に魚がいないからだ。海洋警察は今年の場合、韓国EEZで操業をする中国漁船が、許可を受けた船の3倍にのぼるとみている。ほとんどがイシモチやイワシを漁獲する。