韓国、粒子状物質リアルタイム分析可能な測定所、全国506カ所中6カ所だけ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.05.31 09:30
全国に散在している粒子状物質の測定所は計506カ所。このうち粒子状物質の成分をリアルタイムで測定できる場所はたった6カ所に過ぎない。リアルタイム粒子状物質の成分測定が可能な場所を大気汚染集中測定所と呼ぶが、白リョン島(ペクリョンド)・ソウル・大田(テジョン)・光州(クァンジュ)・蔚山(ウルサン)・済州(チェジュ)にだけ設置されている。残りの測定所500カ所では粒子状物質の濃度だけをリアルタイムで確認できる。
国民がそれなりに粒子状物質予報を通じて知ることのできる情報は濃度だけで、どんな成分を吸っているのかを知る術がない。2010年以降、毎年高濃度の粒子状物質現象が繰り返されているにもかかわらず、このような情報無知現象は改善されていない。