韓国の電気自動車市場…増えた車、足りない充電所
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.04.15 13:36
会社員のチョン・サンドンさん〔47、ソウル木洞(モクトン)〕は電気自動車のルノーサムスン車「SM3 ZE」で通勤している。ソウル加山洞(カサンドン)にある会社までの往復距離は約30キロ。チョンさんは14日、出勤途中に会社の近所にある急速充電所に立ち寄って驚いた。それまで無料だった充電料が有料に変わったからだ。70%充電したところ4800ウォン(約457円)かかった。チョンさんは「確認してみたら1カ月で3万ウォンほど充電料を負担しなければならないようだ。ガソリン車・ディーゼル車に比べて高い金額ではないが当惑する」と話した。
環境部が電気自動車の急速充電料を有料化しながら広がっている風景だ。環境部は11日から1キロワット時(kWh)の充電時に313.1ウォンを徴収することにした。環境部によれば電気自動車の所有者は年間走行距離1万3378キロ基準で月平均5万8000ウォンの充電料を負担しなければならない。同じ走行距離基準のガソリン車(13万2000ウォン)・軽油車(9万4000ウォン)の半分以下程度だが、これまで無料だった点を考慮すれば「ショック」だ。